マナーアップコラム

 その1…危険な伸びるリード

 最近は、フレキシブルリードと称する伸び縮みするリードが流行っています。愛犬とのお散歩時に多少の距離であれば、愛犬が自由に臭いをかぎまわったりできます。

 しかし、このフレキシブルリードによる事故は意外と多いのです。特に多いのが、歩行者や自転車などを引っかけてしまう場合です。このタイプのリードは、伸びていく時はよいのですが、実は戻す時には機敏には反応しないからです。あっと気がついても、すぐにたぐり寄せることができないため、思わず事故になってしまいすます。歩行者や自転車だけでなく、相性の合わない犬に出会ったりした時も、素早い反応ができないため、相手とのリードがからみ、より引き離ししづらくなります。周囲を見渡し、絶対に安全な場所以外では、必ずストッパーを活かし、自由に伸び縮みさせないようにしたいものです。

 また、世の中には犬が苦手という人もいます。苦手な人にとっては、どんなに小さい犬でも犬というだけで怖いものです。ウチの犬はおとなしいから・・・絶対にかまないから・・・訓練をしてあるから・・・という理由ではなく、人に無用な恐怖心を与えないということも守るべき愛犬家のマナーです。そのことの積み重ねが、社会から愛犬との暮らしが認められる第一歩だからです。

 

●危険です!

危険なリードの例

 

●周りに迷惑をかけず、愛犬も安心して歩けます。

安全なリードの例

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