阪神や中越の事例から、犬にとっても地震は他の災害以上に恐怖を感じるようです。
一番大事なことは、犬も恐怖感を感じており、いつもとは違うということを飼い主さんが知ってあげることです。これまでに経験した犬の地震による後遺症には、
1.過敏になり、飼い主さんを咬んだりすることがある。
2.大きな音や声を非常に怖がる。
3.周囲を見渡し、キョロキョロ落ち着かなくなる。
4.人から離れなくなり、浅い眠りにしかつかなくなる。
5.細かい震えが止まらなくなる。
6.足先などをいつも舐める。
7.食欲不振になる。 などがあります。
対策として、下記のようにしていただくと、比較的回復が早いと思われます。
○大きな声で命令したり、叱ったりしない。
○ドアの開け閉めの際などに気をつけて静かにしめる。
○食器やその他のものをなるべく落とさないようにする。
○昼夜を問わず、出来るだけ抱きしめるようにする。(出来れば、夜も一緒に寝てあげる。)
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