SESとは

社会動物環境整備協会とは

目 的

 これまでペットと呼ばれ、位置づけられてきた家庭内小動物は、いまや現代人になくてはならないもののひとつに数えられるほどになりました。老人の生き甲斐として、心の癒しとして、また近隣とのコミュニケーションの活性化に、その効果は各環境で証明されつつあります。

 21世紀は人類だけが繁栄する時代ではなく、地球上の多くの生き物たちと共に手をとり暮していかなければなりません。私たちは現代においても、また次の時代にも命の大切さを伝えていかなければなりません。身近な動物や植物を正しく理解することは、これからの時代を担う子供たちに命の大切さを知ってもらうためにも大変重要なことだと考えています。

 特に犬猫に代表される小動物は数々の社会要因から急激に近隣社会の中で重要な地位を占めてきています。しかし、あまりに急激な変化からか、社会システムはまだこの動物たちと快適に暮らす環境にはなっていません。建物や公園などを含む都市計画、排出物の処理システム、正しい飼育知識の伝達、健康管理に対する情報不足、あらゆる面での整備が遅れています。

 SES(社会動物環境整備協会)は、社会整備の不備を調査し、同時に研究し、家庭内小動物と共に暮らす人々がより快適に暮していく社会を実現し、また飼育していない人にも迷惑をかけない社会にしていくことを目的に設立されました。

コンセプト

 多くの人に多くの知識を伝達し、また普及するためには、豊富な知識、技術、経験が不可欠となります。特に家族ともいうべき動物との暮らしのためには、飼い主と同等かまたはそれ以上の動物に対する愛情も必要です。わたしたちは、志を共にする多くの方々とと力を合わせ、最新の知識、より高い技術の修得を絶えず心かげています。そして、動物に優しいだけでなく、人にも優しい社会を目指し、そのための効果的で信頼を得られる活動方法についても研究し、実践していきます。

主な活動内容

 特定非営利活動(NPO)法人社会動物環境整備協会(SES=Social Animal Environmental Improvement Society))は、平成14年に東京都認可のNPOで、人と動物の快適な社会の構築を目指しています。主な活動事業は下記の3事業です。

1.調査・研究事業

日本国内の各地における動物関連条例や行政指導要綱を調査し、研究しています。 また、適正な動物の糞尿の始末方法やマナー向上のために有効な行政指導方法の研究、人と動物の快適な環境整備のためドッグラン整備ガイドブックの発行や各種計画の研究などを行っています。

2.啓発事業

マナーの啓発や、衛生的な飼育管理方法について啓発活動を実施しています。特に飼い主と個別に相談しあえる愛犬なんでも相談会の実施などを積極的に展開してします。

3.人材育成事業

上記、啓発活動や飼い主さんに対する適正指導や必要情報の伝達員の人材としてドッグライフカウンセラーの育成を行っています。

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